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帯広の140年を紐解く

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平成時代〈前期〉 1989(平成元年)-2003(平成15年)

緑あふれる北のフロンティア都市、都市機能が充実し整い始めた「まちの顔」

1989(平成元)年
帯広市民文化ホールオープン

帯広・十勝の新たな文化の殿堂「帯広市民文化ホール」がオープン。こけら落とし公演では、帯広交響楽団ファーストコンサート、新春邦楽舞踊公演が行われました

当時の
新聞記事

1990(平成2)年
JR特急「とかち」帯広・札幌間の運行開始

帯広~札幌間を結ぶ特急「とかち」が9月から運行開始。「とかち」は1日5往復、札幌~釧路間を結ぶ特急「おおぞら」の6往復と合わせると、札幌間の特急が11往復となり、道央圏との経済や観光の交流が一層盛んになりました

当時の
新聞記事

1992(平成4)年
市役所新庁舎完成

1958(昭和33)年に建てられた庁舎は、狭隘であり老朽化も進んでいたことから、1990(平成2)年に新庁舎を着工、1992(平成4)年に完成しました。地上12階・地下1階建ての庁舎は、当時、帯広一高い建物として話題になりました

当時の
新聞記事

1996(平成8)年
鉄道高架開通・新帯広駅供用開始

JR根室本線の帯広市連続立体交差(鉄道高架)が開通しました。交通渋滞の緩和や交通の円滑化が図られるとともに、新しい駅舎も誕生。これに伴い、駅周辺の開発が進み、帯広市中心部の区画整理が進みました

当時の
新聞記事

1998(平成10)年
第29回全国農業機械展示会
十勝食彩祭98開催

4年に1度の「全国農業機械展示会」が十勝農協連家畜共進会場跡地で開催。同展示会は国内最大級の農機具展示会で、過去最高となる94社が最新の農機具を紹介しました。また、同会場では、地元グルメが楽しめる「食彩祭」が同時開催されました

当時の
新聞記事

2000(平成12)年
中国朝陽市と国際友好都市提携

1985(昭和60)年、朝陽市からの視察団来帯をきっかけに交流が始まり、この年に国際友好都市を締結しました

当時の
新聞記事

2001(平成13)年
北の屋台オープン

隣席や店主とふれあいながら十勝の食を楽しめる「北の屋台」がオープン。地元の人はもちろん、観光名所として人気を集め、帯広の夜の賑わいを生み出しています

当時の
新聞記事

2002(平成14)年
とかち国際現代アート展「デメーテル」開催

北海道で初めてとなる国際現代アート展「デメーテル」が開催。オノ・ヨーコをはじめ、世界的に活躍する10組14人のアーティストが様々な作品を披露しました

当時の
新聞記事

2003(平成15)年
平成十勝沖地震

9月26日早朝、釧路沖を震源とするM8.0の地震が発生。十勝管内では最大震度6弱を記録しました。余震も起き、電気や水道などのライフラインにも影響が及びました

当時の
新聞記事

Other Events

マイカー時代の到来と街の変化

 1955(昭和30)年以降、帯広市街地が線路の南側・西側に広がりニュータウンが形成されます。そして自家用車が普及すると、市内に交通渋滞が発生しました。

 これを解消するため、大通りには跨線橋、西5条にはアンダーパスが設置されました。最終的には昭和50年代後半から市街中心部の鉄道高架化が計画され、駅の建て替えを含めた工事は1996(平成8)年に完了しました。

 さらに鉄道高架化事業は駅南部の再開発事業を含むもので、物資の貯蔵・輸送のための土地だった「駅南」「鉄南」には、大型スーパーや市民文化ホール、とかちプラザや図書館などが建ち、人々が集まる場所に生まれ変わりました。

当時の
新聞記事

1993(平成4)年 鉄道高架の建設が進む

1996(平成8)年 帯広駅〈南口〉完成間近

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